大阪市北区にある、ミュージカルや演劇などを開催する劇場、梅田芸術劇場が2025年に20周年を迎えた。
梅田芸術劇場は、1階にある客席数1905席の「メインホール」と、地下1階にある客席数898席の「シアター・ドラマシティ」の2館の劇場を運営。さらに『アナスタシア』や『ボディガード』など、同社でミュージカルや演劇の企画・制作も行っている、阪急電鉄グループの企業だ。
前身は「劇場・飛天」(のちに「梅田コマ劇場」に改称)で、現在の場所に1992年に開場。2005年4月に阪急電鉄が買収し、現在の運営になっている。
梅田芸術劇場では25周年を記念して、X上でユーザーが梅芸での思い出を投稿するハッシュタグイベント「#うめげい20周年」を行う。コメントは特設HPに掲載される場合もあるようだ。
劇場では、メインホール中2階エントランスにフォトスポットをオープン。来場記念に写真を撮ることができる。また、1月5日の『天保十二年のシェイクスピア』初日では、20周年記念ラベルの振る舞い酒と水が配られたそうだ。
梅田芸術劇場の2025年ラインナップは、梅芸企画・制作のミュージカル『イリュージョニスト』、『SIX』、『ミュージカル落語心中』、『マタ・ハリ』。そして東宝製作の主催公演『ウェイトレス』、『レ・ミゼラブル』など、数々の強力な作品が控えている。
同じ梅田地区のJR大阪駅そばに「SkyシアターMBS」が2024年3月に開業したが、これまでの梅芸の演目一極集中から緩和され、ひとつの演目が長い日程で開催されるようになったと感じている。3月に上演する大型ミュージカル『レ・ミゼラブル』は、今期はメインホールで約1ヶ月間の上演となる。これまではどの演目でも長くて2週間前後、短いと数日の開催だったので、実際に伸びているのだ。
梅田芸術劇場は今年20周年を迎え、大阪・関西のミュージカル・演劇はますます盛り上がることだろう。同社の企画・制作の舞台ラインナップも併せて、今後の梅田芸術劇場にも大いに期待したい。
\🎍明けましておめでとうございます🎍/
おかげさまで梅田芸術劇場は20周年を迎えました㊗️
皆さまのご声援感謝申し上げます❕20周年を記念して、ハッシュタグイベントを行います🙌梅芸での思い出など #うめげい20周年 で是非投稿してください😆✨… pic.twitter.com/Xs9XGededZ
— 梅田芸術劇場 (@umegei_jp) January 5, 2025
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20周年|梅田芸術劇場
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